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Dメールについて

 本編で過去へ送れるメールをDメールと呼ぶことになりました。これは物語のキーのうちの一つなので今分かっている事をまとめようと思います。
 
 
 電話レンジ(仮)につながれた携帯電話に、電話レンジ(仮)を起動させた状態でメールを送ると過去へ送られることがある。


・過去へ送る
 Dメールの最大の特徴はやはり過去へメールを送ることが出来るという点です。しかも、その送り先の時間を1時間単位で指定することが出来る。
 電話レンジ(仮)のタイマーの1秒が現実の1時間に換算され、その時間分過去へ送ることが出来る。
 本編でクリスが言ったように「5日も前に教えたのに。」の通り、この機能を使えば過去へ情報を送る事が出来るようになります。例えば今日滑って転んだのならば昨日の自分宛に「滑って転ぶから気をつけろ。」と送ることが出来ます。

・文字制限
 今回の実験(過去を司る女神作戦(オペレーション・ウルド))で分かった事のうちの一つに文字制限があります。実験によってDメールで送れる文字は全角文字で18文字、半角文字で36文字までということが分かった。しかも、そのメールは何故か6文字(半角なら12文字)づつの3通に分かれて送られる。そして、それより長い部分は消失してしまう。
 つまり、長文を一度に送ることが出来ない。

・発生条件
 Dメールは常に送れる訳ではなく、電話レンジ(仮)に放電現象が発生せずに送れない時もある。現在のところ12時-18時の間に実験を行う事によって、電話レンジ(仮)に放電現象が発生し、過去へ送ることが出来ることが分かった。

・ゲル化
 Dメールを送ることが出来た際に、電話レンジ(仮)の中に入っていた物は「過去へ戻り」瞬間移動する。そして転移先ではゲル化した状態になる。(ゲルバナなどなど)



 完全なタイムトラベル(時間旅行)では無いために、過去へ自分自身が行けるといった訳ではない。しかし、メールの文章だけではあるが過去へ送ることが可能となるこのDメールは、前代未聞の機能であることは間違いない。
 そして、この場合は過去へ情報を送るだけなのでいわゆる「親殺しのパラドックス」は発生しない。情報では人を殺すことは出来ない。
by cosmological | 2011-05-12 23:46